麻雀:2015年度最高得点賞獲得!

  • 2016.06.08 Wednesday
  • 20:33
コミュセン桜池野健康麻雀倶楽部はその後も毎週火曜日午後の4時間を楽しんでいる。メンバー数は現在18名(初級5名、上級13名)だが、2016年度から初級を湯川(ゆがわ)コース、上級を孔大寺(こだいじ)コースと呼ぶことにした。地元の山にちなんで高い方が上級だ。さて去る4月5日、ちょうど桜が満開の池野コミュニティセンターで、今年度初回の集まりを持った。


この日は先月の月間最高得点表彰と並んで、2015年度の年間最高得点賞の表彰を行なった。2014年度は僅差で3位だったぼくが、657点と2位以下に300点以上の大差をつけて優勝した。この賞が最高の名誉なのでけっこう本気で嬉しかった。月間最高得点賞と役満賞は前に紹介した可愛らしい賞状だが、この年間グランドチャンピオンの賞状はもう少し本格的なスタイルだ。ぼくは今もこの倶楽部の部長なので、自分で自分宛てに賞状を授与するというおかしな事態になったがやむを得ない。副部長のTさんから贈呈してもらった。副賞の商品券は月間賞と同額だというところが、お金は賭けないがプライドを賭けるというこの会の趣旨にふさわしいのではないだろうか。

賞状

花見表彰式の後はいつも通り5時までゲームを楽しみ、それから車に分乗して近くの桜の名所に花見に出かけた。湯川山の岡垣町側に成田山のお寺があるが、そこに続く道が延々と桜並木になっていて毎年眼を楽しませてくれる。倶楽部としては初めての花見で記念撮影したのだが、みんなは次に控える会食の方に早く行きたくて気もそぞろという感なきにしもあらず。花見はさっさと切り上げて東郷の中華料理「王味(ワンミ)」へと向かった。麻雀倶楽部にふさわしく今年は中華料理店を会場に選んだのだ。会は大いに盛り上がり、半分以上の人が二次会に行ったが、ぼくは帰る人を車で送りながらおとなしく帰宅した。酒を止めて14年、最近はいつもこんな感じで酔ったみなさんを送り届けることに喜びを見出している。


麻雀に関して実はもうひとつ所属している団体がある。と言ってもこちらはウェブ上の対人戦で、雀REVOというゲームだ。こちらはほとんど毎日、30分から1時間程度楽しんでいる。始めて2年間くらいになるが、励みは昇段することだ。現在9段で、あと残るは10段とその上の雀神という位のみというところまでこぎつけている。一度10段目前というところまで行ったのだが、その後極度のスランプに見舞われ一挙に8段の初めくらいのところまで下がった。不思議なものでそんな時は池野の倶楽部でも調子が悪かった。最近やっとふたたび9段に戻ったものの道は遠い。何しろ上に昇るほどハードルが高くなるしくみだ。9段だと1位を取ってもプラス180ポイント加算されるだけで、2位はゼロ、3位はマイナス40ポイント、4位だと何とマイナス220ポイントという厳しい条件で、しかも2000ポイント貯まらないと10段に昇格できない。9段以上は全国に120名もいるようだが対戦する機会は少なく、4段から7段くらいが相手のことが多い。最上卓に参加していてもそんな具合だ。しかし、囲碁や将棋と違って麻雀は1回の勝負で段違いの力が現れるものではなく、多分に運に左右されるのでどんな相手でも気は抜けない。ごくたまに卓を囲む4人が全員8段以上の高段者ということがあるが、そんなときはさすがに一手のミスも許されない緊張感が張りつめて、それはそれで楽しい。

こうして学生時代にのめり込んだ麻雀に人生のラストステージで再び楽しませてもらっている。

とこのように書いてからひと月足らず、昨夜(7月2日)ついに10段に昇格した。このひと月はそれまでの2ヶ月とうって変わり好調の波が押し寄せ、とんとん拍子に昇っていった。しばらくはまた9段に落ちたり復帰したりを繰り返すことだろう。何しろ最終段階の雀神に到達するには3000ポイント貯めなければならない。しかも条件はさらに厳しくなって、1位がプラス200ポイントなのに対して、4位はマイナス240ポイント、3位でもマイナス60ポイントなのだから容易ではないだろう。

麻雀で上位を目指すぼくの姿を見て家族は「仕事ではちっとも上昇意欲が見られなかったのに麻雀だけは燃える』と呆れている。言われる通りなので沈黙するしかない。ちなみにぼくのハンドルネームは「はんちゃん」、半荘の意味ではなく子どものときの愛称だ。いつもハンチングをかぶっていたことから付けられたらしい。ぼくのブログの読者で雀REVOを楽しんでいる人がいたら、いつか対戦したいものですね。(7月3日追記)   

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